2012.04.21
元気スイッチをonにするセラピスト ただっちです。
桜の季節が終わってしまいましたね。
桜が咲くと、華やいだ気持ちになります。
今年は娘の卒園と入学がありましたので、いっそう春を楽しむ気持ちになりました。
今回は、ぐっと基本的な部分、ホメオパシーというセラピーを確立したハーネマンの書籍『オルガノン』についてのお話をご紹介したいと思います。
参考にした文献は
Homeopathic Links 2010 vol.23 “From the first to the sixth edition of the Organon Part 1(オルガノンの1版から6版 パート1)”
です。
オルガノンは1810年ハーネマン55歳の時に初版が書かれました。当時はナポレオンがかつての勢いを失いつつある時代です。
細菌が病気の原因になることも知られておらず、上下水道もしっかりとは整備されていない時代でした。
それから32年後ハーネマン87歳のときに第6版が書き上げられます。ハーネマン自身がなくなったのは翌年です。
その後6版の出版は1920年です。初版から110年もたっています(ハーネマンの死後から77年後)。これは、ハーネマンの妻が6版の版権を持っており、出版を許可しなかったのが原因です。
ハーネマンが執筆に30年以上かかったオルガノン。1版と6版ではかなりの部分で違いがあります。
有名な『マヤズム』の考えが取り入れられたのは1828年の『慢性病論』という本が出てからなので、初版ではマヤズムという考えもありませんでした。
レメディ濃度や状態についても大きな違いがあります。
第6版ではレメディは同じポテンシーのものを続けて使用するより、異なったポテンシーを使用するほうがよいという考えになり、LMポテンシーというものが導入されました。
日本ではレメディといえば30C、200C、6Xといった、C、M、Xというようなアルファベットついたもの(Cポテンシー)が一般的ですが、これはオルガノンの5版までで使用されているポテンシーです。
なぜLMポテンシーが一般的ではないのでしょうか?
それは第6版の出版が遅れたことに関係があります。
世界的にホメオパシーが大きく広まっていく時、6版は出版されていませんでした。そのため、ホメオパシーで業績を上げたへリング、ケントなどの著名なホメオパスはLMポテンシーというものを知りませんでした。そのためCポテンシーを使うことが一般的になり、後から出てきたLMポテンシーはあまり浸透しなかったようです。
他にもLMポテンシーは保存料としてアルコールを溶かした溶液に砂糖粒を溶かして使用するため、運搬・保存の面などで扱いにくいというのもあります。
ただLMポテンシーは溶液を振ることで飲むたびにポテンシーを変えているという考えにより、毎日違ったエネルギーを入れることになるので好転反応が比較的小さいといわれています。
つまりLMは毎日少しずつ飲むことが基本なので、常用する薬などがある場合でも併用しやすいなどのメリットもあるように思います。
ただ好転反応が起これば、すぐに使用を控えなければならないため、ホメオパスとの連絡を密に取る必要もあります。
ホメオパスによってはその人の状態に合わせてCポテンシーとLMポテンシーを使い分けている場合もあります。海外で学んだホメオパスはLMを使う人が多い気もします。
どちらにしても、セルフケアではそう頻繁に続けてレメディを使うことはないと思いますので、普段はCポテンシーで問題ありません。ホメオパスにLMを指示された場合は、その使い方をしっかりと確かめるようにしてください。容器を振る回数なども飲む人によって変えているホメオパスもいます。
Hopの踏み切り♪
身近なセルフケアについて、今関心のあることなどをお話します。
小学生になった娘。やっと歯がぐらついてきたのですが、前歯が二重歯になってしまいました。最近の子どもに多いそうですが、こうなると乳歯がなかなか抜けてきません。歯並びが悪くなってきたので、糸で抜いたのですが、歯の根がしっかり残っていて、出血しました。
こういうときは、子ども本人も驚きますので、すかさず、カレンデュラを飲ませました。レメディの甘みも手伝って、すぐに落ち着いてくれました。奥に生えていた歯も徐々に前に出てきて、歯並びの悪さも解消されつつあります。
2012.03.22
元気スイッチをonにするセラピスト ただっちです。
少しずつ春めいてきましたね。気が付けば公園に梅の花が咲いているのを見つけました。
春になってくると、出てくるのが花粉症。
実は私はもう15年ほど花粉症なのですが、ここ数年はだいぶ楽に過ごせるようになって来ました。
普段心がけていることは、最後に書きますね。
前回はちょっと専門的な話のポラリティについて書きました。
でもこれは、セルフケアでもとっても大事なことだったりします。
というのもポラリティがある症状、寒さで悪化・好転などはとってもはっきりとした症状だからです。前にも書きましたが、ホメオパシーは類似の法則です。
この類似というのは、優しくもあり難しくもあります。
優しいというのは、類似なので、全くひとつではないこと、よく類似していればひとつに限らず複数のレメディが役に立つ可能性があるという点です。
また難しいというのは、解釈の違いで類似していないもので類似しているかのように錯覚してしまうことがあるという点です。
セルフケアをしていて、よくあうレメディが見つからない場合、それは選んだ人は類似していると思っていても、客観的に見れば類似していないという可能性があります。
これは特に感情面で起きがちなことです。
感情というのは、はっきりとしたものとは限りません。人によって見方が変わることもあります。見ている人の感情にも影響される場合もあり、判断が難しいです。
よくやってしまう例が、子どもにプルサティラというレメディを多用すること。
子どもが不調になれば、甘えの感情は出やすいです。
この一般的な甘えを超えて、過度な甘えが目立てばこれはプルサティラも可能性があるかと思うのですが、そこを見極めるのは難しい時があります。
そういう時には、より客観的な判断ができる症状を是非参考にしてください。
プルサティラというレメディのもつ主な客観的な症状は
・夕方以降悪化しやすい
・外気で好転する、しかし寒がり
・締め切った部屋が苦手
・脂肪分のある食べ物が苦手
があります。
このような症状がない場合や反対の場合は少し違うレメディも考えてみることをお勧めします。
もちろん絶対違うとはいいません。
海外のホメオパスはよく時間を注目しています。
海外のホメオパス講演会を聞くと、選んだレメディの検証を行う際に、
「このレメディはこの時間に悪化するのはおかしいので、候補から外す」
といった発言を割りと頻繁に聞きます。
それだけ発症したり、悪化したりする時間に注目しているということです。
セルフケアの本でもレメディの詳細説明のところに、悪化条件・好転条件が書かれているなら、そこをしっかりとチェックすることをお勧めします。
レメディを選ぶ時に迷った時は、迷ったレメディのその部分を確認して、違いを見つけてください。
そして、そこからよりどちらに近いかを判断することができることがあります。
Hopの踏み切り♪
身近なセルフケアについて、今関心のあることなどをお話します。
身近なセルフケアについて、今関心のあることなどをお話します。
15年続く花粉症。ホメオパシーのセッションを受けたのもきっかけは花粉症でした。
結果的に完全なくなることはないですが、年々過ごしやすくなってきたように思います。
今のお勧めは『鼻うがい』温水に塩を溶かし(血液と同じ程度0.9%)、鼻洗い用の器具(薬局で売られているものやナティポットという名前でヨガグッズのひとつで販売されていることも)で洗います。ご使用は自己判断で、ちゃんとした方法はネットなどで情報を確認の上、実行してみてください。
2012.02.22
元気スイッチをonにするセラピスト ただっちです
全国的にインフルエンザが猛威を振るっていますが、お元気ですか?
うちは娘がかかりました。
娘の保育園の先生によれば今年は
高熱が短い期間出る
だらだらと微熱が続く
という印象を受けたそうです。
うちの娘は高熱が短い期間続きました。
もちろん今は回復して、とても元気です。
さて、今回のテーマはポラリティです。
前の2回のwebマガジンでとりあげたケースで使われたポラリティ分析。
そもそもポラリティとは何でしよう?
polarity
2つの対立した特性または傾向の関係
と辞書では書かれています。
ホメオパシーではたとえば
1. 寒さで悪化
2. 外気で好転
3. 午前中に悪化
などがポラリティのある症状です。
単純に逆の症状があるものだと考えてもらえればOKです。
上の例なら
1. 寒さで悪化⇔寒さで好転
2. 外気で好転⇔外気で悪化
3. 午前中に悪化⇔午前中に好転
と逆の症状も存在できるということですね。
これが何?と思われるかもしれませんが、ホメオパスが使う本を覗くと、このことは重要な意味を持ちます。
というのは、ひとつのレメディに寒さで悪化、寒さで好転と両方の症状をもつことが多々あるからです。
要はこのレメディは『寒さ』ということにものすごく敏感さがあって、それが悪化として表現される人もいれば、好転として表現される人もいるということなんです。
うわーーー、ややこしい。
私もこれに惑わされた経験があります(苦笑)。
さて、このひとつの軸(上の例では1.の寒さ)に対してどちらの極を取っているかで、症状を分析し、レメディを決定する手法がポラリティ分析です。
このポラリティというところに重点を置き、ポラリティ分析の原点となったのは、ハーネマンの直弟子であるベニングハウゼンです。
ベニングハウゼンはドイツの貴族で、法律家であり、農業にも造詣が深く、ホメオパスにとなったのちに、医師ではないにもかかわらず、ホメオパシーでの功績から開業医としての権利と免責を与えられた人物でした。
このベニングハウゼンがハーネマンから依頼されて、最初のレパートリー(症状からレメディを見つける辞書のようなもの)を編纂しています。
彼はクライアントの特徴的な症状を7つのカテゴリーで分類しました。
1. クライアントのパーソナリティ
2. 病の独自なところ
3. 病巣
4. 付随する症状
5. 原因
6. 時間のモダリティ
7. 環境のモダリティ
です。
これは現在でも使われています。
ポラリティ分析に戻りますと、クライアントの症状からポラリティがある症状を抜き出します。
それぞれの症状をもつレメディをピックアップします。
すると、それぞれのレメディについてその症状が稀なものがあります。
例を挙げると、ほとんどが寒さで悪化するのに、まれに寒さで好転することがある。というものです。
その傾向にしたがって得点がついていて、計算すると、高い得点のレメディが浮かび上がってきます。
それにより候補が絞れるようになります。
あとは、その候補からクライアントの全体像に近いレメディを選びます。
この方法の優れているところは、客観的な症状を使っているところだと思います。
ポラリティのある症状は3つの例を挙げたように事実に近いもので、主観が入りにくいものです。
つまりホメオパスの主観に関わらず、レメディの選択ができます。
また、クライアントが自分の精神的な部分での症状がはっきりと認識できていない。もしくは自分の事が詳しく話せない子ども、動物のケースでは威力を発揮すると思われます。
私が紹介した2つのケースでもそうですね。
逆にしっかりとポラリティがわかっているレメディの数は限られていますので、マイナーなレメディや新しく出来たレメディは、この分析には適していません。
今回は少し専門的な話になってしまいましたが、おうちでのセルフケアの際も、何で悪化するのか?何で好転するのか?というのはとても大事な情報になるので、注意してもらえればいいと思います。
Hopの踏み切り♪
身近なセルフケアについて、今関心のあることなどをお話します。
身近なセルフケアについて、今関心のあることなどをお話します。
前回、インフルエンザのお話を書きました。その時にエキナセアのチンキの話を書いたのですが、今回、娘のインフルエンザで大活躍しました。
直接喉にスプレーしたいところだったのですが、子どもたちが非常に嫌がったので、部屋中にスプレーしてみました。
おかげさまで、娘以外の家族にインフルエンザの発症がなかったのはもしかするとこのスプレーのおかげかもしれません。
部屋の過湿にもなりましたよ。
今回のインフルエンザは全てを家庭でと行かなかったのですが、ホメオパシーのレメディとヒーリングを利用しました。
親の私も落ち着いて対処できたのは、何か出来る事があるという心の準備があったからだと思っています。
2012.01.23
新年一回目。あけましておめでとうございます。元気スイッチをonにするセラピスト ただっちです
。
今年もよろしくお願いします。
今回もご報告から。
レメディ販売ショップに引き続きまして1月下旬よりホメオパス検索サイト【さがそっ!ホメオパス on ネット】をオープンします。
ホメオパシーに興味があるけど、まわりにホメオパスがいるのかがわからない。そんな方のために、地域別でホメオパスを探せるサイトを作りました。
今はまだ登録が少ないですが、どんどん規模を増やしたいと思っています。
一度ご覧くださいね。
ホメオパスの登録もお待ちしております。
では、本題に入りますね。
ホメオパシーの報告を読むときの注意
このマガジンをお読みの方は十分にご存じかと思いますが、ホメオパシーはその人に合うレメディを見つけることが目的で、病名に対してレメディを選ぶことはめったにしません。
ですので、
“ご紹介させていただいた論文の内容が必ず自分にも当てはまるとは限らない。”
ということをご了承ください。
また、わたしは何でもホメオパシーだけをやりなさいと主張する気はありません。
もちろんセルフケアのレベルで何もかもできるわけがありません。
無理をしないことが楽しいセルフケアの近道です。
今回ご紹介するのは Homeopathic LINKS 2009 vol.22
『Self Injury in Borderline Personality Disorder(境界性人格障害での自傷)』
という報告です。
境界性人格障害も精神的な障害のひとつです。
さて、この報告の要約は
『境界性人格障害(BPD)は青年期、若年成人の間で一般的な精神疾患で圧倒的に女性が罹患している。
しばしばこの疾患は自傷もしくは自滅的な行動がつきものである。大多数のケースで、心理的・精神的トラウマが発病因子となっている。この様子はベラドンナ200Cの1回仕様で大いに助けられたBPDをもつ15歳の少女のケース研究で説明される。このケースのレメディを探すのにポラリティ分析を使用した。
他の典型的な長く永続する心理療法を必要とされたこのケースでは、深い精神的な危機の拡散をこの型破りなアプローチを実施することで獲得した(一部略)』
と書かれています。
難しい言葉が多く、わかりにくかったと思いますので、内容をほんの少しかいつまんでご紹介します。
境界性人格障害(BPD)は診断は次の9項目の中から最低でも5つのチェックが入ることが求められています。
1.現実に、または想像の中で見捨てられることを避けようとする気も狂わんばかりの努力(注:5.の自殺行為または自傷行為は含めないこと )
2.理想化と脱価値化との両極端を揺れ動くことによって特徴づけられる不安定で激しい対人関係様式
3.同一性障害:著明で持続的な不安定な自己像や自己観
4.自己を傷つける可能性のある衝動性で、少なくとも2つの領域にわたるもの(例:浪費、性行為、物質濫用、無謀な運転、むちゃ食い)
5.自殺の行為、そぶり、脅し、または自傷行為のくり返し
6.顕著な気分反応性による感情不安定性(例:通常は2~3時間持続し、2~3日以上持続することはまれな強い気分変調、いらいら、または不安)
7.慢性的な空虚感
8.不適切で激しい怒り、または怒りの制御の困難(例:しばしばかんしゃくを起こす、いつも怒っている、取っ組み合いのけんかをくり返す)
9.一過性のストレス関連性の妄想様観念、または重篤な解離性症状
報告では、BPDの出現率は人口の1-2%で全ての患者の70%が女性です。
多くの患者で、この病気の原因は精神的もしくは身体的なトラウマと思われます。すべての患者の75-90%は子ども時代の性的もしくは肉体的な虐待の経験を開示しています。心理療法は従来型の療法です。薬とくに選択的セロトニン摂り込み阻害剤は憂鬱、心配、SHDという症状があるとき補助的に使う事が出来ます。
しかしながら、このようなケースはしばしば協力的態度がとぼしいことが観察されています(全てのケースの30-70%で治療が中断した)。
ケース:
娘がが可能なセラピーについての話し合いを拒否したため、15歳の少女の母親が娘を連れずにやってきました。彼女の娘はこの3ヶ月間かみそりで自分の前腕を繰り返しリストカットしています。
性格も一変し、昔は明るく率直であったが、彼女の行動は突然まじめで内向的なものになりました。そして、誰も見ようとはしなくなりました。彼女はセラピーを奨める両親と話すことさえ拒むようになりました。母親は少なくとも小児科医には会うようにと言ったとき、彼女は次のような言葉で反応しました。
「もしあなたが医者に一言でも言ったなら、私は医者に二度と会うことはないわ」
先月娘は深刻な気分変動に苦しむ間に、彼女の自尊心は圧倒されたように感じ、時々すっかり不機嫌になりました。
今、怒りの荒々しい爆発が普段は大抵上手く我慢できたことによって誘発されます。彼女は自信の喪失と空っぽな感じを表現します。(「なぜ私はここにいるの?ここでは必要とされていないわ」)。加えて、彼女の態度は衝動的で度を越えています。
この状態は子どもらしい快活と言ってもいいエピソードと交互に起こっています。
これらの症状から、娘はDSM'IVによるパーソナリティ境界障害の診断基準の6つに重なりました。
・自己認識の不安定さ
・衝動性
・自傷行為
・感情面での情緒不安定
・抑うつ
・空っぽな感じと発作的激怒
彼女の感情的な症状のためのトリートメントを拒絶したために、現在の身体的な疾患に対するセラピーを提案されました。それは、月経不順と足の裏のいぼです。
クラインアントはベラドンナC200のドーズを1回摂りました。
6週間後、彼女の母親は全体的な症状は一次悪化なしに2-3日のうちに消えたと報告しました。そのとき以来、彼女は自傷を二度としなくなりました。再び、彼女は社交的になり、リラックスして人生に対してポジティブな姿勢を見せています。聞き分けも良くなり、過去に何が起こっていたのか、どのようにして、あのような『馬鹿な』振る舞いをしたのか理解でない状態です。この生来の雰囲気は次の数回のフォローアップの間安定して残っていました。
最初のトリートメントから15ヶ月後、娘は思いっきり泣き、彼女の母親にBPDと明らかにするより前に、パーティにいた時によくわからないまま薬物を使用し、その後で性的虐待を受けたことを母親に話しました。これは彼女の精神的疾患の発症の原因です。
現在でも、彼女はまだ犯罪者に対する告訴の手続きを拒んでいます、「・・・これを克服するのには長い時間が必要で、振り返りたくない」ためだと断言しています。
観察期間は1年半です。
最初にお断りしておくと、これは海外でのケースです。日本でも薬物の問題、性の問題が取りざたされますが、これは海外でも同様のことのようです。私も子どもがいますので、最後のくだり(病気のきっかけ)には驚いてしまいました。
それはさておき、このケースの特異なところは、本人がセッションに来ていない、心の面での症状を詳しく聞く事が出来ない。というところだと思います。
ホメオパシーを含めホリスティック医療では『ココロとカラダはつながっている。』という観点で人を見ます。これを別の方面からみるとカラダの症状も実はココロとのつながりがあるということになります。
これはおのころ先生も良くおっしゃっていることですね。
このケースの彼女については、『月経不順と足の裏のいぼ』というカラダの症状も実はココロとのつながりから来ていたということだったのかもしれません。
もちろん、他人からもはっきりとわかっている精神面での症状もレメディを決める際に重要な役割も果たしています。
ちなみに使われたレメディ“ベラドンナ”には月経不順と足の裏の湿疹という症状どちらもが載っています。
今回のケースでも使われていたポラリティ分析。なかなか興味深い方法なので、次回はケースの紹介ではなく、この分析方法を簡単にご紹介したいと思います。レメディの症状での極のお話などを交えたいと思っています。
Hopの踏み切り♪
身近なセルフケアについて、今関心のあることなどをお話します。
最近チラホラとインフルエンザの流行の話を聞くようになりました。
私の住んでいる地域ではまだ大きな流行が起こってはないですが、小さな子どもをお持ちの親御さんは心配な時期になってきましたね。まずは手洗い、うがいをしっかりすることからはじめようかなと思っています。前回書きましたエキナセアのチンキも完成したので、そろそろ活用しようかな。インフルエンザにかかったときは、ホメオパシーだけでなく手当て方も活用しながら、体を休めようと思っています。
2011.12.25
こんにちは、元気スイッチをonにするセラピスト ただっちです
まずはご報告から。
12/25よりレメディ販売ショップ 【Dynamic Remedies】 をオープンします。
ホメオパシーのレメディを気軽に購入できるサイトになっています。
ぜひ、いちどサイトをご覧ください。
http://dynamic-remedies.net
今、日本のホメオパシーの世界も変化が訪れています。その流れのひとつがレメディの販売です。Dynamic Remediesでは各レメディの説明は一切行っていません。御自身で情報を収集して、自分の判断でレメディを購入していただくことを大事にしています。
では、本題に入りますね。
ホメオパシーの報告を読むときの注意
このマガジンをお読みの方は十分にご存じかと思いますが、ホメオパシーはその人に合うレメディを見つけることが目的で、病名に対してレメディを選ぶことはめったにしません。
ですので、
“ご紹介させていただいた論文の内容が必ず自分にも当てはまるとは限らない。”
ということをご了承ください。
また、わたしは何でもホメオパシーだけをやりなさいと主張する気はありません。
もちろんセルフケアのレベルで何もかもできるわけがありません。
無理をしないことが楽しいセルフケアの近道です。
今回ご紹介するのは Homeopathic LINKS 2011 vol.24
『Asperger's Syndrome(アスペルガー症候群)』
という報告です。
アスペルガー症候群は発達障害のひとつです。
この障害については、1990年代ごろから日本でも注目されています。
検索サイトで検索すると沢山の情報を知る事が出来ます。
参考としてひとつだけwebサイトをあげておきます。
http://www.autism.jp/asp_index.html
(アスペルガー症候群を知っていますか?)
さて、この報告の要約は
『アスペルガー症候群は自閉症スペクトラム障害(ASD)である。 固定された行動パターンと共に社会的交流やコミュニケーションでの問題によって特徴付けられる。アスペルガー症候群では早期の小児自閉症とは異なり、知能や言語の発達は限られていない。運動機能障害はしばしば存在し、これは一般的に早期小児自閉症にはみられない。アスペルガー症候群の診断は難しく、診断される平均年齢が11歳となっている理由である。この記事の症状像の概要は現在8歳の少女のものである。このクライアントの特別な特徴はホメオパシーのトリートメントが2歳から行われたことである。この子どもは現在、実質的に普通の生活をしている。レメディの選択は比較的簡単に正確なレメディの選択が可能になるポラリティ分析の助けを借りて達成された。この実践的なアプローチを提示し、この症例を使って図解する。』
と書かれています。
難しい言葉が多く、わかりにくかったと思いますので、内容をほんの少しかいつまんでご紹介します。
少女は健康な両親の二番目の子どもで、乳児の時から雑音に対しての敏感でした。また他の周囲の刺激に敏感に反応していました。
2歳までの間に彼女は頻繁に夜起きるようになり、時々明らかな理由もなく何時間も泣いていました。12ヶ月までに母親とのアイコンタクトがかみ合わないのと同時期に指差しのサインもありませんでした。
言葉の発達は早く、外国語の取得も早かったそうです(両親の仕事の関係で海外に出ることが多い環境です。**日本人ではありません)しかしながら、彼女は挨拶や送別の時にアイコンタクトを完全に回避し、顔に表情が表れず、彼女は言葉かジェスチャーで示していました。
大抵同じ方法で人形遊びをし、彼女のおもちゃの動物は物置のはっきりと決まった場所に置かれました。数年間は退屈することなくお気に入りのゲームで遊んでいます。
彼女は他の子どもたちとの関わりで主導的役割をすることを望み、しばしば衝突を引き起こしました。彼女に社会的な役割を説明するのは難しく、もし何かきっちりと彼女の好みに合うものがなければ、もしくは家族のスケジュールに短期間の変更があれば、彼女は何時間も泣き叫びました。
この少女は小児科の神経学者や特別教育にも早いうちから参加しています。
また、学校に行き始めたころに医師によりアスペルガー症候群の判定が下されました。
(この年齢での判定は例外的なことのようです。特別な措置のようですが、詳しくは書かれていません)
ホメオパシーは、18ヶ月の時に彼女の行動の問題と再発性の上気道感染症のために受けました。その後数回のトリートメントで感染症は改善され、子どもの行動はよりバランスが取れ、管理がしやすくなりました。その後もいくつかのレメディに変更しながらもトリートメントを受け、最終的にひとつのレメディに行き着きました。
そのレメディを使用した後、母親はとても顕著な改善が見られたと報告しています。彼女は違う子どものようになり、彼女の行動は完全に普通になり、他人とのコンタクトにより興味を示し、すべてにおいてもっと聞き分けが良くなった。
その後も同じレメディを使用間隔が彼女にとってベストになるように変更した結果、家での社会的な行動は正常化し、現在の状況はトリートメントがスタートする前の問題からは遠く離れていると先生はリポートしました。数学が弱いのと、他の女学生の気分のむらに敏感なのは残っています。
この記事で著者はホメオパシーだけではなく、専門医にかかったこと、特別教育を受けていることがここまでの改善につながったとも書いています。
使われたレメディは5種類なのですが、その中でも最後に使われた彼女の状態を決定的に変えたレメディはセルフケアをされる方なら良くご存知の有名なレメディです。
使われたレメディも200Cとあまり高いものではありません。
日本ではとかく高いポーテンシー、珍しいレメディを好む傾向があるように思いますが(世界的な傾向みたいです)、実は身近なレメディでもマッチしていれば難しいケースに対応できるんです。
要約で触れられているポラリティ分析はホメオパシーの解析方法のひとつです。これを説明すると長くなりますので、次の機会にしたいと思います。
いかがでしたか?発達障害に対するアプローチはホメオパシーでも難しいのですが、このようなケースも確かに存在しているんです。
次回も精神的な問題に対するホメオパシーのトリートメントの報告をご紹介したいと思います。
Hopの踏み切り♪
身近なセルフケアについて、今関心のあることなどをお話します。
ブログでも書いていますが、自宅でチンキを作ろうとしています。手始めにこの時期大活躍するエキナセアを焼酎漬けにしました。
エキナセアは風邪に対して使われるハーブとして有名です。
また私のホメオパシーの師匠でもあるアメリカ人のホメオパスが、ホメオパシーを始める前に取り扱っていた健康食品のひとつでもありました。
今はまだ漬け込み中ですが、使用したときにはまたご紹介したいと思います。
